決心した日・・・・
決心した日・・・・
とある猛吹雪の夜
実家での、親父との会話
父:結婚しないのか?
kaz:うーんまだかな。
父:さっさとしないと俺らは動けなくなるぞ。
kaz:酪農やめんの?
父:おー、やめるつもりだからな。。。お前もしっから蓄えないと困るぞ。
kaz:稼ぎないからな~笑
父:なに言ってんだか、、もう10年だろ?そんなとこにいて大丈夫なんか?
kaz:まーお金のために働いてねーしな。
父:そっか、ならいいな。さーて、いつまで酪農やるかな。。。
kaz:俺が帰ってきたいって言ったらどうする?
父:別にいいよーお前が借金返すことになるんだから・・・・笑
ただそれなりに頭数増やしたり準備しないといけないんだから、やるなら早く言えよ。
kaz:来年の夏で、仕事がひと段落なんだよな~、今の部署にいても意味ないし。酪農って難しいか?
父:なんもずっと続けられれば儲かるぞ。今はかなり景気いいからな酪農家は。やるなら今はいいんじゃねーか。
kaz:そうなんだ。いろいろ考えなきゃいけない時期なんだよな。
父:お前がやるなら、いくらでも整えてやるぞ。どちらにしても、牛舎やら新しくして規模も大きくしないとやっていけんからな。その投資するにも今は、跡取りがいないと金も貸してくれんのよな。
kaz:そっか、夢のある話だな。
父:いいか、言っておくぞ。お前が帰ってきて酪農やると言って反対する人間はこの世に誰一人いないからな。よく考えろ。
kaz:わかった。少し考える。
数日後・・・・
電話
kaz:来年の夏、帰って酪農やるから頼む。
父:わかった。俺も動けるうちにできること色々考えるわ。
やっとできた決心の日
前を向くだけになって、気持ちが楽になったことを思い出す。