Milk & Management

元急性期病院勤務の経営ノウハウを駆使して酪農業界に新たな風を!!//酪農後継者の軌跡ブログ

Dairy Japan report

こんばんわ。

kazです。

 

暖かくなってきまして、当牧場では哺育牛のハッチの清掃と消毒をしたところでした。

それと、規模拡大の話に伴って土地があるのかないのかみたいな話がありますが、親父から具体的な話が聞かされないから不安です。笑

心の中では、「あと何年働く気よ?」と親父に対してフツフツと・・・・・・。

 

もう少しでGWになりますね。

観光地では、人であふれる時間が多くなる時期と、畑作の肥料巻きや耕しがかぶってくる時期になるので、くれぐれも事故には気を付けなければならないです。十分気をつけましょう。

 

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Dairy Japan より

◎高泌乳牛はいつから受精を開始すればいいのか?

調査方法:平成24年1月1日~平成25年12日31日の期間において、人工授精と分娩情報のある1万2370頭を対象に、人工授精システムと乳検データを用いて、ピーク乳量、授精開始時期、初回授精受胎率の情報に基づき調査。

<ピーク乳量から見る乳牛の特徴>

・低ピーク牛は、授精開始時期による初回授精受胎率に大きな差は見られませんでした。

・ピーク乳量が高くなるにつれて、初回授精受胎率は低下し、分娩後の早期授精、とくにピーク乳量以前において低受胎率の傾向となりました。

<これから>

 ピーク乳量が低い乳牛については、分娩後60日程度を目安とした受精開始が有効であると思われました。しかし、高ピーク牛については、分娩後の早期授精開始やピーク乳量が高い時期での授精開始において良好な繁殖成績が期待できないことが考えられました。ピーク乳量が高い乳牛において受胎率の確保を考えた場合には、分娩後の早期授精を避け、ピーク乳量以降の80~100日程度の受精開始が有効だと考えられました。

 

◎クリーン&コンフォートな次世代閉鎖型牛舎の経済効果

酪農先進地域などでも多くみられる、排気側のみにファンを設置したものに加えて、吸気側にもファンを設置した「プッシュ&プル式」にすると、牛舎内を陽圧に保つことができ、伝染病などのリスク軽減をすることができる。国内でモデルとなっている初産牛80頭の牛舎では、年間約565万円のプラスとなったが、夏季の期待乳量が従来の開放型牛舎と比べ約7kg/頭・日多かったことや受胎率の上昇がああり、経済効果の増を認めた。

 

◎お金をかけるところかけないところ

・乳房炎予防への投資

敷料のオガクズは牛床がフワフワになる量を補充する。そのオガクズは消石灰とホタテ貝殻パウダーで殺菌処理を行っている。消石灰のみでは、アルカリ度が強く乳頭が荒れるので、ホタテ貝殻パウダーを併用混合して調整している。アルカリ殺菌されたオガクズは色が変わっている。

 

◎暑熱ストレスと生菌酵母

・アシドーシス予測のための九つのポイント

1.反芻:時間の長さ

2.糞の一貫性:ある一頭の観察で安定しているか

3.糞の未消化物:繊維や穀物

4.清潔度:糞の鎧は下痢

5.ロコモーション:歩行のスムーズさ

6.ルーメンの充満

7.乳量と飼料効率

8.ボディコンディション

9.環境

 

◎㈱エル・ファーム・サカキバラ・一富士農場の雇用形態

条件:高校卒業以上、要普通自動車免許、人工授精師免許などあればなお可

待遇:初任給21万6000円以上、賞与年2回、昇給年1回、月休6~7日

福利厚生:社会保険完備、厚生年金、労災保険雇用保険あり