Dairy Japan 2016.5
こんばんわ。kazです。
いつになったら春がくるんでしょうか???
雪・雪・大雪・・・・・?!でお困り方も多いのではないでしょうか?
自分もその内の一人で間違いありません。
とはいえ時間は刻々と流れています。暖気がくると雪が水分を含んでものすごく重くなって建物倒壊に十分注意しなければいけません。また、屋根からの落雪に要注意です。これ、よろしくです。
今日も勉強ですね。
Dairy Japan 2016.5号のワードまとめいってみましょう!!!
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〇乳量が増える、乳牛との付き合い方
乳牛に対する作業者の行動
<ネガティブ>
・声かけ「ほーれー!」
・手を振る、身振り
・叩く、押す、接触
<ポジティブ>
・声かけ「おはよう」
・なでる、接触
ネガティブな声かけが一度増えると、一回の搾乳につき1頭で約400㎖減!
ポジティブな接触が一度増えると、一回の搾乳につき1頭で約600㎖増!
〇わが農場のターニングポイント
2014年東日本を襲った大雪により、牛舎が全壊。施設の大部分とほぼすべての乳牛を失ったエルファームサカキバラ一富士牧場の再建の内容を特集。
榊原社長の言葉↓
今後の目標は?
「日本一の牧場にしたい。」
労務管理の改善を積極的に進めている理由について
「酪農は、ほかの業種と比べると拘束時間の長さや、休みの少なさが問題。それで若い人は異業種へ転職を考えてしまう。だからこそ、社長である自分の仕事は、従業員が余裕を持ち、安心して働ける労働環境作りにウエイトを置いている」
コンポストバーンの特集紹介
休息エリアの敷料と糞尿を切り返して牛舎内で堆肥化する方式。休息エリアはオガ粉などの敷料と糞尿が混ざった状態となり、これを1日に数回ロータリーなどを用いて切り返し、堆肥と同様に発酵させる。利点として、糞尿と敷料を牛舎内でただ堆積させただけの場合は、主に嫌気性発酵が起こり有機物分解は遅く、堆肥化せず悪臭の原因になる場合もある。コンポストバーンでは、毎日の切り返しにより空気に接触することで好気性発酵しており、有機物の分解が速いため、悪臭の発生が少なく、表面が乾燥しているので牛体の汚れが少なく乳房炎発生も抑えられる。
※ カウコンフォート=酪農用語で「乳牛の快適性」という意味です。
〇セミナー報告 子牛の栄養・飼養管理
カナダ・アルバータ大学 大場 教授
子牛の群管理まとめ
・離乳移行期の子牛のグループ飼養への移行をためらう必要はない
・しかし、移行後の子牛のグループ構成には注意する。ハッチで個体管理されている方が子牛にとってはストレスになることもある。
・1週齢以上の子牛であれば、グループ飼養に対応できる力がすでに備わっている考えられる。
子牛の飼養管理まとめ
・子牛の飼養管理は農場間で大きなばらつきがある。初乳の給与方法、哺乳量・タイプ、哺乳期間、離乳前の乾草給与、群管理VS個体管理など。
・推奨されている飼養管理の背景を理解すること。
〇オランダで生涯乳量20万㎏以上の記録牛が出現
ホルスタイン・リージャン種で18歳14産
この牧場は、生涯乳量10万㎏以上の乳牛を63頭も輩出している
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気になったのはこんなとこですかね。
あしたも搾乳がんばりましょう!!!!