Milk & Management

元急性期病院勤務の経営ノウハウを駆使して酪農業界に新たな風を!!//酪農後継者の軌跡ブログ

Dairy Japan 2016.6

kazでーす。

 

知識がだいぶん身についてきてるなーと実感する今日この頃。。。。

 

母:子牛に乾草やんなきゃだめだって!!!!

kaz:やるって。ただ、スターター食わせたいんだったらやらない方がいいと思うけどな。ルーメンの成長が遅れて乳腺の細胞数にも影響でるかもよ。

母:うるさいって!ほかに覚えることがあるでしょうが!!!!とにかくやって、乾草になれさせて。

kaz:ガーーーンっ。。。。

 

kaz:これは何言ってもだめだ。黙って仕事しよう。

 

なかなか新しいことを受け入れてはもらえないですよね。。

経営者になるまでは色々我慢が必要ってことですね。

(正しいことをしたければ、偉くなれ!)

 

 

Dairy Japan 2016.6----------------

〇乾乳前期は粗飼料多給の低エネルギーで

 ・分娩間隔の長期化で乾乳期にはすでに過肥

 ・過肥→負のエネルギーバランス→代謝疾病

 ・乾乳前期=低栄養管理

乾乳前期の粗飼料調整によるDMIを保証済みの低栄養管理は、泌乳持続性および発情回帰に好影響を与えるかもしれない。また周産期疾病などの予防につながる可能性もある。

 

〇子宮内膜炎の予防が繁殖成績を上げる近道

発生経路

1、過肥 → BCS変化量大 → 痩せ → ★

2、分娩14日以内の牛群移動 → 摂取量低下 → 痩せ → ★

3、分娩14日以内の牛群移動 → 摂取量低下 → 痩せ → 初回排卵遅延 → ★

4、低Ca状態 → 胎盤停滞or子宮炎 → ★

5、分娩時トラブル → 胎盤停滞or子宮炎 → ★

 

〇廃棄乳ロスを最小にする

・高泌乳牛と低泌乳牛を群分けし、搾乳回数(3回・2回)を変える。量↑乳房炎↓

・前絞り乳のチェックを徹底。コンクリート床に絞り捨てることはあり得ない。

・オンファームカルチャー培養器の導入。菌種は半日で判明する。

・搾乳作業のマニュアル化。牛と人のストレス軽減。

・ライナーは3カ月ごとに交換

経営指標

育成牛を含めた乳飼比32%=自給飼料で総乳量を上げる少数精鋭主義でゆとり

 

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閲覧ありがとうございました。